外壁の目視では見えない壁の中の異常を発見できます。
例えば、木造住宅では、壁の塗膜が劣化の場合は、
柱・筋交い・梁などが黒くクッキリ見えます。
又、鉄骨住宅の場合はモルタル・タイルの剥離の状態では
密着度が弱く空気層が熱せられ赤色に見えます。
壁の中の温度の異常を探すので、水をかけると、壁の温度が下がり、
正しい測定ができなくなる為、壁に水かけはしません。
外壁の塗膜は年数が経つと劣化してきます。
目視でも壁のクラックやチョウキングの状態はわかりますが、
赤外線調査では壁の中の水分や湿気の状態や、
外壁の塗膜が劣化しているのが判ります。
家の状況や状態、また塗装に使う材料によって違いますので
一概にはいくらというようなことはできません。
材料ではウレタン樹脂・シリコン樹脂・ルミステージGT(フッ素樹脂)。
(価格表を参考にしてください。)
初回の塗装は7 年~ 10 年を目安に考えては如何ですか。
特にサィデング壁の場合は目地が割れていることが多いので早めの手入れをお薦めします。
ひび割れは補修可能です。
補修材としてはフィラーで目止めをします。
大きなクラックについてはV地にカットして、コーキングしてから表層を平らに補修します。
壁の塗膜が熱、紫外線、雨などで劣化し、塗膜の表面が粉状になった事を表しています。
塗装はそれぞれの機能を持った樹脂をコーティングして仕上げます。
塗装工事は旧塗膜との接着性に優れた下塗料材を塗り、
その上にトップコートを仕上げ材として塗ります。
適切な塗装工事をしていれば塗装が剥がれることはありません。
まず、飛び込みセールスによる営業には十分注意してください。
又ハウスメーカーの営業にきた場合も、営業マンの話を鵜呑みにして
塗装工事を依頼するのは危ないので注意が必要です。
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塗装を化粧に例えると、水洗いは洗顔と同じです。
施工の前の家は、汚れ、塗料のチョーキング、藻、カビなどの付着物が付いています。
これを十分に洗い落とさないと、塗装後のはがれや新しい壁の浮の原因になります。
それを防ぐために十分な水洗いが必要なのです。
特に季節は関係ありませんが、気温が5 度以下、
湿度が85 % 以上のときの工事は塗装のはがれ、耐久性を低下させる原因になります。
また強い風雨の天候の日を避ければ大丈夫です。
一般的には下地に応じた仕様で塗り替えますので、
処置方法や適切な塗装仕様を決めることが大切です。
ハウスメーカーに依頼するよりは専門業者に直接依頼された方が安く工事が出来ます。
又住宅リフォーム瑕疵保険に加入業者で工事をしますと、
リフォーム瑕疵保険が付きますので、
メーカーより一層安心です。
塗装用樹脂の耐候性(耐久性)を比較しますと
アクリル樹脂<ウレタン樹脂<シリコン樹脂<フッ素樹脂の順で
耐候性は高くなりますが、さらに耐候性があるのはルミステージGT(フッ素樹脂)です。
再塗装ではアクリルはあまり使われません。
ウレタン5年~ 7年、シリコン10年~ 12年、ルミステージGTは30年の耐用年数の目安です。
一般にセラミック塗装はセラミック系骨材を塗料に混ぜ込むことによって
石材調や陶磁器調の表情を出せる塗装を指す場合が多いようです。
一般的には下塗り、中塗り(セラミック系骨材入りベース)、
上塗り(クリヤー/透明の上塗りで中塗りを保護します)の3層です。
セラミックと言っても上塗りのクリヤーが紫外線から中塗りを護るので、
クリヤー層が耐久性が耐用年数と言えるでしょう。
ウレタン樹脂で5年、シリコン樹脂で10年、ルミステージGTで30年。
阪神・淡路大震災の地震では、建築基準法が改正(耐震基準の強化)された
昭和56年以降に建設された住宅の被害が比較的少なかったため、補助の対象外としています。
耐震診断は、信頼できる専門家に依頼してください。
近くに専門家がいられない場合、市役所の相談窓口や(財)大阪建築防災センターにご相談下さい。
私たちも耐震診断を行っていますので、御用のときは宜しくお願い致します。
大規模な地震に対する安全性を調べることができます。
私たちは耐震診断と合わせて赤外線カメラを使い、赤外線調査をして、
外壁の老朽化、雨漏り、外壁内の腐敗、シロアリの被害などを徹底的に調べています。