良い業者の選び方

1つでも心当たりはありませんか?

いきなり訪問販売に来る

「他にはない特別な塗料です」と訳のわからない塗料を勧める

「今契約したら、特別価格で安くします」とすぐ契約を追る
工事費用を見て「高い」といったらすぐに金額を安くする
無料で調査すると言い、調べる時間が早く、「すぐに工事しないと家が崩れる」など必要以上に不安にする

もし一つでも、心当たりがあるのであればお気をつけ下さい。

それは悪徳業者かもしれません。

外壁塗装で失敗しないための3つの方法

残念なことに、外壁塗装業界には悪徳業者が多いという、
マイナスなイメージがあります。
実際にそういう業者がいるのも確かです。
あなたが知らないことをいいことに、手抜き工事の上
不当に高い工事費を請求する悪質な業者もいます。

どの業者が良い外壁塗装業者か分らないうちに、
業者の言うとおりしたり、任せきりにするのは危険です。
あなたの大切なマイホームを守るために、
外壁塗装で失敗しない為の3つのポイントをご紹介致します。

ポイント1

ハウスメーカーの言いなりにならない

実際大手のハウスメーカーにはその大手の信頼を裏切るような工事が行われていることがあります。
大手ハウスメーカーで建てたお客さんが同じハウスメーカーで外壁の塗装や屋根のリフォームを
お願いすることは多いと思います。
メーカーに任せていると安心と思い込んでいませんか?
全部まかせっきりで外壁塗装をお願いしてはいませんか?
ハウスメーカーは専門職の集まりではなく、
総合職の集まりなので専門的なところは知りません。
工事の多くも下請けにまかせた、
下請けのいいなりの工事が行われます。
私も以前ハウスメーカーに勤めていた経験があり、
ほんとうにひどいと思い、
独立して多くを学び今に至ります。
ですが、すべてのハウスメーカーがそうであるとは
私も思ってはいません。
お客さんはまず信頼できる業者かの判断する場合は、
大手ハウスメーカーとか中小業者ではなく
リフォーム瑕疵保険の扱える業者であることリフォネットの会員地域に根付いている企業であるか
であることが基準の一つになるのではないかと思います。

ポイント2

素人のあなたにもできる!!お家の健康チェック

あなたのお家の塗り替え時期をご自身で簡単にチェックできます。
ご自身でチェックしていれば、突然訪ねてきたセールスマンの言葉に引っかかることもありません。
マイホームの出しているサインを見逃さないで、失敗しない外壁塗装をしましょう。
チェック1:壁1.外壁を触れると白い粉がつく2.コケや藻が発生している3.ひび割れがある4.色あせている

チェック1

手で外壁に軽く触れただけで、手に白いものがつくのはチョーキングといって、外壁塗装の劣化で、塗料の防水効果が切れかけていることがわかります。より白い粉がつくほど、劣化が進んでいるので、すぐ塗り替えたほうがいいです。

チェック2

湿気と結露が原因で、断熱材の効果が弱まっている可能性があります。

チェック3

外壁塗料の劣化によるもので、漏水などの原因になります。

チェック4

紫外線を受けやすい場所から変化していき、塗料の劣化が原因です。

チェック2:屋根1.色あせている2.コケや藻が発生している3.サビがでている

チェック1

紫外線をまともに受ける場所なのでかなり傷みやすいです。

塗料の劣化が原因です。

チェック2

湿気と結露が原因で、断熱材の効果が弱まっている可能性があります。

チェック3

サビが出るということは、色あせが進んでいることが原因で、塗装がはげかけていることがわかります。

この時点でかなり危険なので塗り替えをオススメします。

このままサビが広がると、穴があき、外壁塗装だけでは対処できなくなります。

チェック3:サイディング1.ひびわれが入っている2.目地のシーリングがはげている

チェック1

シーリング材の硬化が原因。漏水の原因になります。

チェック2

塗装の劣化で、サビの原因になる。

チェック4:その他1(雨戸など)1.色があせている2.塗装がはげている

チェック1

紫外線が原因の塗装の劣化。

チェック2

塗装の劣化で、サビの原因になる。

ポイント3

見積書でわかる業者選び

外壁塗装の金額に関わることなので、しっかり確認して下さい。
そしてわからないところがあれば、必ず聞いてみて下さい。
返答の感じで良い業者かどうか分ることもあります。

最低でも3社以上から相見積もりを取る

各会社のサービスや金額、人柄など比べることができ、塗装金額が妥当なものか判断し、適正な価格を選ぶことができます。

見積書をしっかり確認する

最初のステップで相見積もりを依頼して、その見積書をしっかり見比べて下さい。相見積もりを3件取った所で、会社によって見積もり方が違ったり、使う塗料が違ったりするので、価格だけでは正しい比較はできません。

ただ明らかに安い見積書があった場合は、よく見て下さい。

安く見積もりを出す為に、必要な書類を省いて見積もりを出す業者もいます。安いものには安いだけの理由があるので、なぜ安いのかをしっかり確認することがポイントです。

御見積書

チェック1:しっかり項目を確認

塗装工事費など工事内容の明細が書かれているか、「一式」などで表記されていればしっかり明細を聞きましょう。仮設工事費にどれくらいかかっているかもしっかり把握しておきましょう。

チェック2:使っている塗料と塗布面積の確認

使用する塗料について特徴や効果を詳しく説明を聞きましょう。

塗装面積は会社によって若干測り方などが違ってくるため、他社と比べ大きく数字が違うときは理由をしっかり聞いてみて下さい。

チェック3:塗装場所の確認

依頼している塗装箇所以外の場所が書かれていないか確認して下さい。

依頼箇所以外の場所が記入されていた場合は、なぜかいてあるのか詳しく説明を聞きましょう。

不必要な箇所を塗ってしまい、余計な出費になるかもしれないので、しっかり見積書をチェックしましょう。

担当者が良かれと思って提案している場合もありますので、説明を聞いて、もう一度考えてみて下さい。

チェック4:諸経費の詳細を確認

産業廃棄物の処理費用だとか、安全管理費など含まれている場合もあるので、こちらも明細をしっかり確認してください。

塗料を安く見積もり、この諸経費という項目で塗料費を安くした分を、すべて補えるような金額で見積もる業者もいると聞くので、しっかり確認しましょう。

以上が見積書のチェックポイントになります。
見積書はしっかり内容を確認し、最低3社に相見積りを頼みましょう。
できれば同じ塗料で同じ塗装箇所と条件を揃えて見積りをとると、より比較しやすいでしょう。
見積書の次は契約になりますが、当たり前のことですが、契約書は必ず頂きましょう。
もし契約書を交わすことを少しでも渋るようであれば、その会社には依頼しない方がいいですね。
逆に、強引に契約を迫ってくる会社も論外です。
口約束はクレームの原因となるので絶対にしないで下さい。
以上が失敗しない為の3つの方法になります。
ここで知った事を活かして、後悔のない大満足の外壁塗装をして下さい。